水・土壌問題

液状化現象を知る

東日本大震災で液状化現象の被害が大きく取り上げられたこともあり、液状化現象のメカニズムを知るための実験が、積極的に行われつつあります。
液状化現象というものは、1960年代からその被害を指摘されていたのですが、大規模に発生をすることがなかったことから、そこまで大きく取り上げられるようなことがなかったのです。

東日本大震災では、千葉県で特に液状化現象の被害が大きかったのですが、埋め立て地を中心に液状化現象が起こっていたようです。
これまでの研究で、液状化現象は埋め立て地で起こる可能性が高いと言われていたのですが、これが立証される形となったのです。

現物の地表を確認し、液状化現象がどの程度起こるかどうかを調べるのは、非常に難しいことです。
ただ、実験室で出来るような簡単な方法で、液状化現象の度合いを知ることが出来るのです。
使用するものは、ペットボトルと砂と水だけですので、誰でも簡単に液状化現象の様子を見ることが出来るのです。

より詳しく定量的に実験をした結果というのも出ています。
砂と水を混ぜたものに木片や石を置き、その木片や石の位置の動きを調べる実験です。
液状化現象が発生をすると、重みのあるものは沈んで、軽いものは地表に飛び出すという特徴があります。

東日本大震災で千葉県に発生をした液状化現象は、その実験通りの結果となりました。
液状化現象による被害が注目をされたことで、液状化危険度マップが見直されるようになってきています。
実際に被害を受けた方たちは、まさか自分の住んでいるところがこんなことになるなんて、思ってもみなかったでしょう。
千葉県だけでなく、日本全体で液状化現象の対策は進みつつあるのです。

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