自然環境

梅雨と台風・豪雨

梅雨の原因である梅雨前線が活発になる時期というのは、台風の上陸数も増えてくる時期であります。
日本で台風の上陸がピークを迎える時期というのは8月ですので、梅雨の時期とかぶるということはありませんが、梅雨と台風が重なってしまうことも絶対にないことではありませんので、大きな被害をもたらしてしまうこともあります。

台風というのは、地上付近では周囲の空気を吸い上げて、上空では吸い上げた空気を放出するというメカニズムになっています。
ということは、梅雨前線が日本の上空で停滞している状態で台風が上陸をしてしまうと、台風が梅雨前線の水蒸気を吸い上げて大量の雨雲をつくり、豪雨の台風となってしまうのです。
梅雨の時期の6月に台風が上陸をしてしまうと、雨による被害が大きくなる可能性が高いので、気をつけなければなりません。

梅雨と台風はお互いに大きな影響を与えますので、梅雨の後半というのは雨量が多くなる傾向があります。
梅雨は本来、しとしとと弱い雨が長く続くのですが、短時間でザッと雨が降ることも梅雨の後半では十分に有り得るのです。

梅雨の時期に起こる豪雨というのはある程度パターンが決まっています。
梅雨前線が停滞をすると、太平洋側や九州、四国地方に湿った空気が流れ込むようになり、湿った空気が山でせき止められて積乱雲を発生させ、雨量が多くなってしまうことが多いのです。
また、低気圧が東の位置にある場合は、南西から湿った空気がやってきますので、梅雨の時期には珍しく日本海側で激しい雨が降るようになるのです。

ほとんどの方が気圧配置などを見ても詳しいことは分からないと思いますが、低気圧や梅雨前線の位置を確認しておくだけでも、豪雨がおこるかどうかということは分かるようになっていきます。

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