地球問題

「ヒート・アイランド現象」について

日本における気象状況を見ると、大都市の平均気温が年間を通して上昇してきているようです。
特に大きく上昇したのは東京と福岡です。この2都市は100年間かけて2・5℃ほど気温が上昇したと言われています。
このように都市部で気温が上がることを「ヒート・アイランド現象」と呼びます。

ヒートは熱、アイランドは島という意味の英語ですので、訳すると「熱の島」という意味になります。
熱の島と言うと南国の島々をイメージするかもしれませんが、この場合は限られた小さな地域の温度だけが上昇することを指します。
そういう地域を島に例えたということです。

このような現象が起きるには、大都市ならではの理由があります。
大都市にはビルや家がたくさん立ち並び、その中を縫うようにして自動車が走り回っています。
密閉されたこのような状況では、クーラーを使う人が増えますよね。
クーラーは室内を冷やしますが、その分の熱を外に出しています。その熱が外に溜まって外気の温度が高くなるのです。
また熱と同時に二酸化炭素も放出しています。このことは地球温暖化にも繋がっていると言われています。

他にもヒート・アイランド現象の起きる原因として、コンクリートやアスファルトの地面が多くて緑が少ないことも関係しています。
緑が多くある地域では水分が蒸発するのに伴い、昼の間に地面に溜まった熱を下げることができます。
けれどコンクリートやアスファルトでは、熱をそのまま空気中に放出してしまうことになります。

これらの原因でヒート・アイランド現象が起きるとされています。これは都会に住む人々の健康に関わる重大な問題になっています。

ページトップへ